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仙台七福神 寿老尊(じゅろうそん)

寿老尊(じゅろうそん)

仙台七福神 寿老尊(じゅろうそん)

寿老尊の由来
 寿老尊は寿命の神で、一軸の巻物を付けた杖を持ち優しい鹿をつれた老人です。巻物には寿命について書かれてあります。
寿老尊を御まつりしてる寺社 玄光庵
〜仙台市青葉区通町1丁目3−16(旧北八番町角)〜
 寿老尊は、不老長寿、無病息災のご利益をもたらします。通常寿老人や寿老神と称されますが、胎内に大日如来をお祀りしていることから、寿老尊とお呼びしております。当山は、現在開創500年を越える曹洞宗の寺院ですが、それ以前、大日如来をご本尊とする天台宗の寺院でした。曹洞宗になってからは、釈迦牟尼佛をご本尊としましたが、大日如来も大事にお祀りしておりました。そして寿老尊の胎内仏として御安置致しました。
 奥州先臺七福神霊場会が発足するに及んで、仏師豊田雅斎師(埼玉県寄居長在住)の謹彫による等身大の喜福寿老尊が泰安されました。昭和59年10月5日の吉辰をトして約100人の僧侶によって、盛大に開眼法要が厳修されました。
 寿老尊は、南極寿星の精として、永遠の輝き(知恵光)と永遠の寿命を保ち、参詣する皆様にこの恵みを分かち与え、さらに人間究極の目的であるお悟りの世界へ導きたもう、長寿の大徳尊です。
 寿老尊は鹿を伴い、手には経巻或いは桃の杖を持つ二通りの像があります。鹿は従順で注意深く動きは俊敏で、長い脚・長い角を持っており、茂った森の中を自由に駆け回っています。その秘訣は頭を下げて通るからであり、己を低くするからです。経巻は永遠不滅の教えであり、桃の実は長寿の実であり、元気を取り戻す力があると言われています。
 しかし、健康を保ちながら生活するのが長寿ではありません。常に心と体の調和を保ち、明るく楽しい毎日を暮らせるよう心がけましょう。自己のわがままな心を捨てて、他人を思い忍ぶ心を育てて生活すれば、自然と平和と幸福が得られます。我々もこの心を養って真の幸福を得るよう精進致したいものです。
寿老尊の神社・寺院の写真集
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