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仙台七福神 恵比寿(えびす)

恵比寿(えびす)

恵比寿(えびす)

恵比寿(えびす)の由来

 恵比寿は清廉の神様で、事代主命であるとも、又、少彦名命であるともいわれているが、一般には、イザナギ、イザナミの二尊の間に生まれた第三子だとされています。しかし、体が弱く足腰が立たないため、二尊は相談して、葦船に乗せて海に流してしまいました。蛭子尊は摂津国(今の兵庫県)西宮の浦に漂流して、その地に鎮座して蛭子の神様となり、この神様が西宮神社の蛭子(恵比寿)神です。海の幸をもたらす「寄り神」として漁民の信仰から、海運守護神として、さらに商売繁盛の商業神として全国各地で祀っています。

藤崎えびす神社
藤崎えびす神社

恵比寿(えびす)を御まつりしてる寺社
〜仙台市青葉区一番町3丁目2−17〜
 藤崎の創業は1819年(文政2年)4月、大町2丁目1番地に屋敷を借り受け、初代藤崎三郎助が太物商(木綿の織物販売)として開業し、屋号(店の呼び名)を「得可壽屋(えびすや)」と称して商売をはじめました。創業当初からのれんには商売の神様であるえびすを染め抜き、商標にも使用していました。
 「恵比寿さま」は兵庫県の西宮神社を総本山として、漁業と商売繁盛の神様として広く親しまれています。「えびすさま」の由来については諸説がいろいろありますが、最も有名なのは蛭子神(ひるのこかみ)であるという説で、そのため蛭子と書いて「えびす」とも読んいるのです。蛭子大神は日本の創世神であるイザナギ神・イザナミ神の最初の子供で、足腰が弱く、そういう子供は葦(足)でできた船に乗せて流すと良いという伝説により海に流されるそうです。そして漂流したのが兵庫県の西宮で、ここで成人し、漁業の神、商売の神と呼ばれて、さらに蛭子大神は西宮大神として西宮神社に祀られており、えびす信仰の中心となっています。
 藤崎は屋号が「得可壽屋(えびすや)」で創業したお店であることと、「えびすさま」が商売の神様であることから、代々「えびすさま」を氏神様(住んでいる土地の守り神)として崇拝しています。1932年(昭和7年)、鉄筋コンクリート造三階建の新館を大増築するのを機に屋上に「えびす神社」を勧請しました。その後、幾度かの増築により神社も移動し、1963年(昭和38年)の現在地への移設を最後に今日に至っています。
 全国的にもデパートの屋上に神社があることは珍しいのですが、商売の神様であることもあり、毎年「仙台初売り」時には沢山のお客様のご参拝で賑わいます。
是非参拝しに行ってください。

恵比寿(えびす)の神社・寺院の写真集
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