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仙台七福神 大黒天

大黒天

仙台七福神 大黒天

大黒天の由来

 大黒天(だいこくてん)はヒンドゥー教起源で有福の神です。本来はインドの三主神の一人、シブァ神の化身で、マハーカラといわれる軍神です。悪魔を降す仏法の守護神として信じられていましたが、日本に入ってきて、大国主命と集合し農業神(田の神)として広く民間に信仰されています

秀林寺にて

秀林寺にて

大黒天を御まつりしてる寺社 秀林寺
〜仙台市青葉区北山1丁目3−1〜
 慶長5年藩祖伊達政宗公により仙台城の築城が開始、その没する寛永13年まで、36年間に亘り城下町の整備が同時に集められました。秀林寺は元々泉区松森に在った古寺で、山号を喜傳山です。藩祖の意を汲んだ郷土、丹野今内が自費を投じて此の地に移築し、寺容を一新し、輪王寺十三世、角外麟恕大和尚を第一世として歓請し開山されたそうです。
 現存する過去帳の記載は寛永4年よりあり、又、伊達政宗公に殉死と記載されている檀徒もあることから、寺は寛永10年より前に在ったと思われます。庭園の銘木「亀さつき」は、丹野氏の志を多とした二代伊達忠宗公によりお手植えされたといわれています。又当時、開山以来一度も火災に遭わず、現存する本堂は仙台市内最古の木造本堂となっています。開山以来360年以上もの間、庫院(寺の台所)に大黒天の御尊像を祀っており、崇拝されました。奥州先臺七福神霊場会の結成と同時に大黒天を本堂に移し、その大黒天御本尊は、今三面六臂出世大黒天の胎内に胎内仏として納められています。
 三面とは、右に弁天、中に大黒天、左に毘沙門天の三天の面ということです。六臂とは3本の御手のことで、弁天は下の2本の御手に鍵・如意棒、大黒天は中央の御手に剣・袋、毘沙門天は上の御手に鎌・鉛を持ち、それぞれの願心を表しています。
 現世とは過去、現在、未来の三世を一つにし、大黒天の御利益、御救いが時間も空間も乗り越えて、現世だけでなく、過去にも未来にも及ぶのです。
 三天一体の大黒天のその功力の偉大なることが測り知ることが出来ないといわれ、大黒天の真実仏法の行者をお釈迦様の化身となって必ず護るとの願心を持っています。

大黒天の神社・寺院の写真集
大黒天さんへは3回目のお参りに行きました。

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