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仙台七福神 >> 毘沙門天(びしゃもんてん)

仙台七福神 毘沙門天(びしゃもんてん)

毘沙門天(びしゃもんてん)

仙台七福神 毘沙門天(びしゃもんてん)

毘沙門天の由来
 毘沙門天(びしゃもんてん)は四天王の一人で、別名を多聞天(たもんてん)といっており、威光の神です。大黒天と弁財天がインドの神で、災難や病患を除いて、福智や富貴を授けるものと信じられています。武神なので左手に宝塔を捧げ、右手に矛または宝棒を持っているのがよく見える姿です。
毘沙門天を御まつりしてる寺社 毘沙門天満福寺
〜仙台市若林区荒町206〜
 荒町の毘沙門天堂は寛永20年に伊達忠宗公により、またその別当寺である真言宗智山派満福寺も同じ頃、寛快により建立しました。毘沙門天は多聞天ともいわれ四天王の一尊で、北方を守護しています。毘沙門天は元々インドの神様だが、或る寅の年、寅の月、寅の日、寅の刻に日本の国に降臨(あまくだる)したとされています。吉祥天を妃とし禅膩師(ぜんにし)を息子としています。家庭を持っておるのです。
 堂内の毘沙門天のお像は、安元元年(西暦1176年頃)に藤原秀衛公が仏師運慶に彫らせた、身の丈は約3メートルです。毘沙門天像は寅年の大祭の日にご開帳します。
 現在、荒町の毘沙門天は福徳と子育ての神様、仏教の護法神です。また七福神そして荒町みんなの神様として多くの人々に崇拝されております。常に一般参拝者の他、七福神霊場参拝者や歴史研究者等多くの方々が参ります。
 大きな行事は、8月1日と2日の大祭と仙台フィルを招いての野外コンサートですが、その他に元朝参りとどんと祭と節分厄払いと毎月の初トラ縁日があるそうです。
 歴史的に価値があるとすれば、参道の奇縁二天石と唐門等です。奇縁石は、医師棟方玄栄が建てたもので、案内広告掲示板の役目を果しておりました。唐門は、江戸中期の平唐門で、桃の実が載っており、棟に鴟尾を載せているのも珍しく、仙台市の有形文化財に指定されている。
 相撲にもゆかりがあるそうです。仙台藩で相撲復興が許された数少ない場所です。以前は土俵も常設されていて、子供相撲も行われていました。
 福の満ちる人生を祈る方と、お子さんがすくすくと育つことを祈る方は、ぜひ毘沙門天にお参りください。
毘沙門天の神社・寺院の写真集
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